『科学情報ウドン・スパゲティ』 9分10秒
1985年11月 1985年全日本ビデオコンテスト優秀賞(山藤章二 選)受賞
副賞:賞金30万円+ビデオカメラ
1991年 4月 TBSテレビ「三宅祐司のえびぞり巨匠天国」
銀監督+3部門パーフェクト(市川森一 選)受賞
副賞:ビデオ製品10万円相当+ディレクターグッズ
企 画 吉村文庫・増村成吾
監 督 吉村文庫
出 演 腎 慎一・田中富美子・津田みどり・紙 一重・吉村陽夫
協 力 杉原 満・中井 一・岩本義幸・西島順一・田中秀敏・柿田あゆ子・野間由美子
吉村イツ子・楠本 修・中村孝紀・峰 修二・岡部繁佳・沖崎真継・松添涼二
末次徹郎・工藤新一・福田千里
ストーリー
うどんとスパゲティはどちらが美味しいか、科学的な実験がはじまった。
「科学情報ウドン・スパゲティ」余談
学生時代に作った自主制作第5作にして吉村文庫の代表作。私自身もそれを越えることができないという超傑作です。私のことをよく知る友人はこう言います。「吉村文庫はここで終わっている」。はい。私もそう思います。
前作のカンコーナガサキのナレーションで笑わせるというところから一歩進め、「真面目にやるが、やることが全て変」というコンセプトで製作。特に撮影前、ナレーション原稿は推敲に推敲が重ねられ、ほとんど大学の授業そっちのけで約1ヶ月もかかっている。ほとんどの部分を授業中に書いていました。ナレーション原稿とそれに沿ったコンテで計画的に撮影はすすめられ、撮影後に変更になったナレーションは「うどんのどんぶり割れませんね」のところぐらいのもの。緻密に作られている。
やはり撮影には1週間かかりました。夏休みの撮影です。
食事時間の実験は被験者の臂くんが本当に食べていて、本物のリアクションです。食事時間テストでは陰で2回嘔吐しています。ごめんなさい。
ウイキペディアにこんなサイトあるんですね。とても丁寧な解説ありがとうございます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B2%E3%83%86%E3%82%A3