1988年「ぼくらのヒーロー」5分

『ぼくらのヒーロー』     4分50秒


1988年 7月 完成

1988年 8月 小学館主催仮面ライダーグランプリ
           映像部門賞銀賞(石ノ森章太郎 他選)受賞
           副賞:賞金5万円+永谷園製品ふりかけ半年分w

1991年 6月 再編集(BGMをステレオで録音)ぼくらのヒーロー(ステレオ版)」完成
 
監 督  吉村文庫
撮 影  大坪 弘
特殊美術  市川英典
出 演  河津一生・安武里美・光安信夫・岩橋博之・進藤 栄・安河内知浩
協 力  種部隆夫・中村律夫・吉村陽夫・小澤 晃



ストーリー

道路工事建設会社斉藤組の魔の手から山の緑を守る謎の改造人間?!その正体は・・・

余 談 

実は私、吉村文庫は巨大ヒーローウルトラマンの大ファンで等身大の仮面ライダー自体にはそれほど思い入れはなかったので、この作品のテーマは「バッタが操縦する巨大ロボット」。そう、結局巨大ヒーロー物を作ったのです。

撮影ではその半日を生きたバッタを捕まえるのに終始。笑。でも、実際に生きたバッタを使ったライダー作品は絶対他にないだろうとの予想通り、高い評価をもらいました。

タイトルは「ウルトラマン」第1話「ウルトラ作戦第1号」でウルトラマンが初登場したときの石坂浩二のナレーション「それゆけ、われらのヒーロー」からつけたもので、なぜ「ぼくらのヒーロー」になったかと言うと、単なる思い込みで、勘違いしたままつけてしまったものです。ありゃりゃ。けっこう後悔しています。

 「仮面ライダーブラックRX」の放送開始を記念して開催された、少年サンデー主催の「仮面ライダーグランプリ」。その金賞(1位は「グランプリ」なので「金賞」は2位です・・商品がレーザーディスクプレーヤーだったので…)金賞を目指して製作した作品。結局、「銀賞」を獲得しました。が、受賞会場では、この作品がグランプリ作品の直前に上映され、実質2位というのが判明しました。 (で、受賞商品は永谷園のふりかけ半年分。大きなふりかけの箱をもらいました。受賞会場は大笑いでした)

授賞式でスタッフジャケットに石ノ森章太郎先生と倉田てつをさん二人にサインをいただきました。宝物です。役得ですね。ちゃんと石ノ森先生の直筆ライダー画です!もらったとき狂気乱舞でした。