1998年「シンデレラ」12分+メイキング7分

1998  『シンデレラ』    約12分

画面をクリックすれば再生します。


1999年 第38回日本SF大会第2回
    インディーズ映像大賞 最優秀賞受賞
   (2年連続受賞)作品


メイキングはこの下にUPしています
 

ストーリー
ブスな女の子が美人オーデイションに出場するために整形外科へ!そして美人に生まれかわった彼女は意気揚々とオーディション会場に向かう・・・。
整形外科医から「今夜の12時までにこの病院に帰って来なくてはいけない」と言われていた彼女はオーディション会場で夜の12時を迎えてしまう。彼女は一体・・・。 

吉村文庫が贈るSF特撮VTR
今回は佐々木剛 (仮面ライダー2号,一文字隼人) さんが主演だ!

 監 督   吉村文庫
撮 影   大坪 弘
主 演   佐々木剛(一文字隼人)
出 演   小泉硝子、平川千晴、榊 潤二
造 型   藤好信暁(セレソンアート工房)
C G   菊本武好

経緯
前作「竹取物語」で製作費を230万円もかけたので結構燃え尽きてしまい、毎年のように作っていた自主制作がしばらくお休み状態になっていたところでした。
なんと仕事で仮面ライダー1号藤岡弘、さんと仮面ライダー2号佐々木剛さんに同時にお会いしてダブル変身をしてもらうという今考えても絶対に不可能なテレビ企画をKBC「ドォーモ」内の企画「再会!仮面ライダー12号」で実現してしまいました。田中さんありがとう。

その仕事のあとにライダー2号佐々木剛さんに「竹取物語」のVHSを渡していたのですが、これを見た佐々木さんが「次回作に出演してもいいよ」という社交辞令のような言葉をわざわざ電話で頂きました。

なんと、それを真に受けた私が数ヶ月の準備の後この吉村文庫版ライダー製作をスタートさせたのです。

佐々木さんはこのときはまだ役者活動を休止していた頃で新潟在住。もうほとんどノーギャラ、手弁当で福岡に来て頂きました。そして至福の撮影3日間を送らせてもらいました。
ほんとうにありがとうございます。



仮面ライダーに、もともと興味がない・・とはいえやっぱりリアルタイム12号世代の私。当時ストロンガー最終4話は燃えていました。(テレビを録音しています)ww。

さて前作「竹取物語」で私なりの「ウルトラマン」=「異星から来た巨大宇宙人が星へ帰る」を作ったので、今回は「仮面ライダー」=「不完全な改造人間」をテーマに制作したのです。

例によってAV女優を東京から呼び、「ばらばらになる不完全な改造人間」を表現するためにそのAV女優本人の全身から型を抜いた精巧な人形を作るなど、またまた制作費が高騰。250万円かかりました。

なお、藤岡弘、さんとは2000年に私の監督でローカル単発テレビドラマ「たまごを産んだ少女」に特別出演していただきました。